マスク荒れで起こる3つの肌トラブルと解消法2020.08.08
マスク荒れで起こる肌トラブルで代表的なものは、肌荒れ・乾燥・ニキビです。サロンにお越しのお客様で多いのは圧倒的に肌荒れ(赤み、発疹)ですが、年齢や肌の性質によって悩みは違うでしょう。
肌荒れについて

マスクの肌荒れで多いのは、写真の上部と下部の赤丸で囲んである場所です。わたしの感覚では、頬に肌荒れが起こっているお客様が多い気がします。でも、ブログを下書きして寝かしている間に、フェイスラインに肌荒れを起こすお客様が増えてきました。夏場で熱くなって、マスクを鼻の下まで下げる人が増えたからでしょう。
結論として、皮膚とマスクが擦れるところに肌荒れの症状が出るわけです。摩擦行為が肌にダメージを与えることは周知の事実ですが、マスクを着用し続けるこようになり肌ストレスが一つ増えたと言えます。
乾燥について
マスク自体は保湿する役割を持っていますが、マスクを外したときに皮膚水分が過剰に蒸発するため、乾燥が起こります。しかし、お客様を観察していて、乾燥がひどいと思う方は少ないです。それは、サロンでお手入れに来ていただいているからでしょう。ということで、私たちはあまり問題にしておりません。悩まれている方はご相談ください。
ニキビについて
口回りはニキビのトラブルが多いと言われていますが、そもそもニキビができやすい場所ですので、コロナウイルスが流行る前とそんなに違いを感じません。
ですが、ニキビで悩んでいる中学生や高校生の方は、大きな影響が出ているだろうと思います。マスクでアクネ菌(ニキビの原因になる菌)が増えやすい環境が揃ってしまうからです。マスクを外すという選択ができないので、皮膚科の先生に相談するのが良いと思います。ただし抗生物質は、効果が強い代わりに副作用も大きい薬です。信頼できる先生を探すことが大事です。
対策
コロナウイルスが再流行していることから、マスクをしないという方は少ないでしょう。マスク荒れの対策として
- 摩擦が少ない素材のマスクを使用する
- マスクにコットンを挟む
- 保湿をしっかりと行う
- コンセントレートジェルミストを持ち歩き塗布する
- 油分(乳液、クリーム)をつけてバリアをつくる
- ファンデーションで肌を守る
- クレンジングを丁寧に行う
地道で地味な作業だと思ったあなた。「千里の道も一歩から」のことわざをご存知ですか?信じてやってみてください。
さて少しだけ余談を。
肌には、紙マスクよりも自然素材の布マスクが良いと言われていますが、そもそも布マスクの有用性についてこんな報告がでています。
大学の教授の研究ですから、信頼性は高いのかな?とは思いますが、100%って真実ではない気がしますね。観測できないくらいの数字なら意味がないということでしょう。
けれど、マスクの隙間からウイルスが侵入するって、当たり前の話だと思うのですが。100%ではないけれど、予防の観点からは無用ではないレベルのものが一般社会に求められているのでは?
大阪府の吉村知事もイソジンで叩かれておられましたが、うがいの有用性を否定するものではないはず。ポピドンヨードのうがいが効かないなら、そもそもうがいなんて必要ないのでは?
最後に心に思っていたことを少しだけ吐き出してすっきりしました。ではまた次回。
※FACE SALON BUZAでも、新型コロナウイルスの対策を可能な限り行っております。ご確認ください。