美容鍼100本 1st2019.11.14
おはようございます。FACE SALON BUZAの美容鍼担当の東條です。
今日はオーダーメイド美容鍼100本の詳しい内容のご紹介です。

長文になりそうなので、2回に分けてお話していきます。
オーダーメイド美容鍼100本は、北川毅先生が考案された「北川式美容鍼灸」の理論と技術を基礎としています。
太めの針を多く刺すことが「北川式美容鍼灸」の特徴ですが、北川式の他にも多数施針をする方はおられますので、専売特許というわけではありません。
FACE SALON BUZAのオーダーメイド美容鍼100本は、0.10㎜~0.24㎜までの太さの針を使います。本数は100本とはしていますが、オーダーメイドですので人により変えます。ほとんどのお客様は100本です。本数を減らしてもお安くはなりませんのでご了承くださいm(__)m
最近の美容鍼の方向性は、細い針と少ない本数が主流になりつつあります。これは、美容鍼のデメリットである「痛みと内出血を少なくする、美容鍼に恐怖心を持っているお客様にまずは受けてもらう」ということが前提の流れだと思われます。
太い、細いの境界ですが0.10㎜~0.14㎜が細い針。0.16㎜以上が太い針という感じで使い分けられています。ちなみに、体の施術に使用する場合は、0.16㎜でも十分に細い針です。0.10㎜は1㎜の10分の1ですから、老眼になってくると見えなくらい細いです(-_-;)
わたしは基本的に0.16㎜と0.20㎜の少し太めの針を多用します。これは太いほうが効果があるという経験に基づくものです。しかし、内出血を起こしやすい方、痛みに敏感な方、針を初めて受けられる方には、細めの針の0.10~0.12㎜で打つことも多くあります。
針の打ち方には管鍼法と 撚鍼法という打ち方があります。下の写真は管鍼法です。

透明なプラスチックが鍼管といい、飛び出ている赤い部分を叩くことで皮膚に針を刺入します。鍼管を使うと針が刺しやすくなり痛みが少なくなるメリットがあります。
しかし、わたしは 撚鍼法 を多く用います。理由は二つ。
一つは針の方向をコントロールしやすいことです。狙った方向に狙った深さで打つためには 撚鍼法がすぐれています。
もう一つは、針に指が触れないので衛生的であることです。
特に一つ目のメリットは技術的・効果的に大きなアドバンテージになります。
マッサージが上手な人に指圧してもらうとすごく気持ちよいですが、これはコリを気持ちよい方向に指圧しているからです。針にも効く方向というものがあり、方向をコントロールするのは捻鍼法の方が優れています。
針は日本のセイリン社の使い捨ての針を使用しています。これはブログで取り上げましたので、下を参考にしてくださいませ。
今回はここまでにします。
次はオーダーメイド美容鍼100本の作用について話したいと思います。
ではまた次回。