美容鍼のリスクのお話 32020.02.20
こんにちは。東條です。
前回、前々回のブログの続きです。まだ読まれていない方は「美容鍼のリスクのお話 1、2」も合わせて読んでみてくださいね!(^^)!
今日は、まず内出血がしやすいところを知っていただこうと思います。内出血しやすいところは決まっていて、下の4つが代表的です。
- 目の下
- こめかみ
- ほうれい線
- フェイスライン
目の下の皮は半紙のように薄く、少しの出血でも青味が透けてしまい目立ちます。「殴られたの?」と勘違いされやすいところでもあり、わたしも鍼を打つ際に特に神経を使います。青味が取れるのも、他のところと比較して遅い印象があります。
ほうれい線も出血を起こしやすいところです。内出血がおきると、中国の仙人の髭のような青タンができてしまいます(-_-;)
しかし、多くの方のお悩みの部分でもあり、試行錯誤しながらより良い方法を模索しています。「皮膚表面をこそぐように打つと良いな」とか、「0.14㎜だと内出血したことがないな」とかブツブツとマニアックなことを呟いていると、スタッフに白い目で見られます・・・
残りの、こめかみとフェイスラインですが、太い血管があるので出血を起こしやすい箇所です。ただ、目の下とほうれい線に比べると、目立ちにくいためか気になさるお客様は少ないです。【内出血しますよ】と伝えても、「ああ、はいはい、大丈夫」と軽い感じで言っていただけるお客様が多いですね。ありがとうございます。
また「どのくらいの人が内出血をおこしますか?」という、頻度に関するご質問も良く受けます。
人により様々であることが前提ですが、15人打てば1人くらいは大なり小なりの内出血が生じています。
経験的に鍼の太さが0.18㎜を超えると、内出血が起こりやすいこと。天候や気圧なども関係しているな、という実感もあります。今日は全く大丈夫だなと思う日もあれば、やけに出血が多いと感じる日があるからです。そういう日は細い鍼を多用するなど、調整したりもしています。
青タンは、
青 → 黒 → 黄 → 元通り
と色の変化を伴いながら治っていきます。 平均的に2週間前後で治る方が多いようです。とにかくこれだけは間違いなくお伝えしておきます。
内出血は必ず治ります。ご心配いりません。
でも、卒業式や入学式、春休みの旅行や歓送迎会など、外出する機会が増える季節。ということは、写真を撮る機会も増える時期です。
美容鍼を受けられるのであれば、イベント日の2週間前に施術を受けることをおすすめします。
また、フェイシャルエステのメニューもオススメです。変化が起こる時期だからこそ、ストレスを解消する癒しのエステ、リラクゼーションメニューを受けて心身を整えていただくことも大事ですよ。
ではまた次回。